Tokyo Bay Fisherman's noodle(トーキョーベイフィッシャーマンズヌードル)で、潮らぁ麺、貝玉@北久里浜

北久里浜のTokyo Bay Fisherman's noodleに行ってきました。TRYラーメン大賞2020-2021で新人賞総合5位、塩部門1位、汁なし部門2位を受賞しているお店で、気になっていました。
食べた感想の前に、このお店のラーメンにまつわるエピソードを紹介したいと思います。
2020年2月に急逝された「麺屋庄太」の創業者である下里庄太氏が、かつて津久井浜で開催されたウィンドサーフィンのワールドカップで、ホンビノス貝を使用したラーメンを提供した事がありました。そのラーメンを「G麺7」の後藤将友氏、愛弟子の「麺山椒」の加々美達也氏、「らあめん元」の内田元氏などラーメン屋店主たちが協力しブラッシュアップ、完成させたのが、このお店で食べられるラーメンなんだそうです。
そして、庄太氏の奥様である下里ひろみ氏がこの店主となり、庄太氏の友人であったTOKYO Bay Fisherman’s(魚介類販売業)の社長がオーナーとなって店をオープンしたのが、2020年6月。現在に至るというわけでした。(主にこちらこちらこちらを参照)
そんな多くの人の想いが詰まったラーメン、そしてTRYの受賞と、否が応でも期待が高まります。日曜の12時に着いて先客3名。10分ほどで案内されました。
頼んだのは、潮らぁ麺(850円)+どっちーも!(250円)+バター(50円)、貝玉(250円)。どっちーも!は、チャーシュー2枚うずら3個がついてくる特製トッピングのことです。
まずはスープを飲むと、ホンビノス貝の優しい味がスーッと入ってくる〜。塩分は控えめで、これは飲めちゃうやつ。
そして少し固めの縮れ中太麺はぷりぷり。一口食べた瞬間「うま!」と心の中で声が出ました。スープとの相性も◎なこちら、麻生製麺の麺とのこと。ちなみに啜ると元気よく暴れるので紙エプロンは必須です。
トッピングは全て素材の味を感じられ、この優しい貝のスープに寄り添っている感じで味にまとまりがありました。
しばらく食べてからバターを投入。コクと旨味がグンとアップしてまた新鮮に美味しかった。
貝玉は、生姜が効いていてそれをスープにつけて食べるとまた味に深みが出て良し。
お店の雰囲気もほのぼのしていて、優しさに包まれながらスルッと完飲完食であります。美味しかった。ごちそうさまでした。

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